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アルティメットとともに日々成長中!小林可奈さんが語る競技の魅力

  • ikeda749
  • 2018年9月15日
  • 読了時間: 4分

高校時代はバスケットボールに熱中していた、小林可奈さん。日本体育大学進学と同時に、先輩にすすめられアルティメット競技をスタート。現在は日本代表選手として活躍しています。日本ではまだまだマイナーな、フライングディスクを使ったアルティメットの魅力について伺いました。

走る、投げる、跳ぶ!まさに究極(ultimate)のスポーツ

大学に入り、アルティメットの部活の見学にいったんですが、そのとき「これは私に向いている。楽しそう!」と直感的に思ったんです。アルティメットはバスケットのようなアメリカンフットボールのようなスポーツで、1チーム7人で行います。100m×37mの広い芝生のコートでおこなわれ、選手たちはディスクを投げてパスをつなぎながら、エンドゾーン(両端18m以内)を目指します。選手同士身体の接触はなく、ディスクをもらったら走るの禁止。10秒以内に投げないといけない・・・といったルールがあります。

日本ではまだまだマイナーな競技ですが、関東の有名な大学では、だいたいアルティメット部あるんですよ。一度見ていただけると、その魅力が分かると思います。競技人口も増えてきました。

夏に世界大会など大きな大会があって、冬がオフシーズンになります。アメリカ、カナダ、オーストラリアが強いです。日本もアジアでは強いほうですね。

ぜひ、一度、youtubeなど動画で見て頂けると、その面白さ分かると思います。

働きながら、海外遠征へ!世界のクラブチームの大会でベスト8進出

平日は学童指導員として児童施設で働いています。土日は所属しているクラブチームの練習に励んでいます。疲れて月曜の朝は起きるのがしんどいと思うときもありますが、職場の人達も応援してくれているので楽しく過ごせています。海外遠征などにお金がかかるので、アルティメットを続けるためにも仕事は頑張らないと…!

今年は7月にアメリカオハイオ州 シンシナティで、「WFDF2018世界アルティメットクラブチーム選手権大会」が開催されました。

4年ぶりの開催で、2017年度全日本選手権最終順位によって出場権を獲得したチームが出場します。世界36の国と地域から参加がありました。メダルを狙っていたのですが、私達の所属チームはベスト8で終わりました。アジアのチームでは唯一のベスト8進出だったので、それは良かったと思いますが、次はメダルを目指したいです。

選手権が終わった後はアジア・オセアニアオールスターツアーに参加しました。これはエリートアスリート養成プログラムで、アジア・オセアニアのトップ選手たちとチームを組んで、アメリカのクラブチームと練習試合をしながら、交流し、技術を学びます。同じアジアの選手でも考え方やプレースタイルが全然違って、かなり刺激になりました。他国と比べてみると、日本人は丁寧で慎重だとおもいます。

今夏は3週間ほどアメリカで過ごしいい経験ができましたが、有給はすべて使い切ってしまいました。職場の人達は協力的で、いつも温かく送り出してくれます。

日々成長できることが楽しい!目標は、流れを変えられるプレイヤー


アルティメットの魅力ですが、まずクラブチームにいるだけで楽しい。お互いのいいところをひきだしあって、できない部分を補いあう。そして強くなっていき、試合に勝つっていう、その過程が好きなんです。メンバー同士の関係性も心地いいですね。

そして、プレー中も楽しいです。ディスクの動きは天気や場所によっても変わります。よく長野県で大会があるのですが、高地だとディスクがすーって跳んでいったりするんですね。そんな環境を考えながらプレーしたり、できないことができるようになっていくのが楽しいです。

アルティメットをしながら、人間関係やメンタル、プレー技術など、成長できている充実感があります。

個人的には、流れを変えられるプレイヤーになりたいと思います。相手の攻撃をカットして、勝利を導けるようなプレーがしたいです。アルティメットは雰囲気が大事で、好プレーひとつで流れががらっと変わるんです。

お気に入りは、キャタピーエアー。甲の部分がストレスフリー

キャタピーエアーを愛用しています。トレーニングでランニングをするのですが、そのシューズに装着しています。

靴ひもだと、わざわざ紐を結んだり解いたりしなければならなくて、脱ぎ履きが面倒ですが、キャタピーエアーは楽なので助かります。

またランニング中、地面を蹴ったときに、普通の靴ひもだと足の甲の部分にあたるのですが、キャタピーエアーはヒモが伸縮してくれるので、甲へのストレスがないんです。わたしの足はハイアーチなのですが、キャタピーエアーを装着したシューズのほうが走りやすいですね。

小林可奈さんプロフィール

1992年生まれ。東京都出身。

U23世界選手権大会 2013年 準優勝 全日本学生選手権大会 2013年/2014年 優勝

世界選手権大会 2016年 4位 全日本選手権 2017年 優勝 アジアオセアニアクラブ世界選手権大会 2017年 優勝

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